[映画] <釜山国際映画祭>「映画の殿堂」を満たすアジア映画の香り

2013/10/04 10:25:28

映画でより一層豊かになる釜山(プサン)の秋が始まった。第18回釜山国際映画祭が3日、開幕作品『Vara: A Blessing(祝福)』(以下『祝福』)を皮切りに10日間の祭りに突入した。

インドが背景である映画『祝福』は、ブータンの僧侶でもあるケンツェ・ノルブ(Khyentse Norbu)監督の3本目の長編映画。ブータンの映画が開幕作品に選ばれたのは今回が初めてだ。新しいアジアの監督を発掘して支援することに焦点を合わせた映画祭側の苦心がにじみ出た作品だ。

『祝福』は、神に献身する母親から伝統の踊りを習う主人公リルラ(サハナ・ゴスワミ)が下層階級の青年シャム(ディベシ・ランジャン)との切ない愛に落ちる話だ。厳格な身分秩序を重視する村の雰囲気の中で彼らの関係は互いを危険なものになっていく。結局リルラは、シャムと母親のために自身が犠牲になることを決める。

『祝福』は、シャムに対する愛を神への愛と同一視するリルラの感情を幻想的に表現しながら美しい映像美を披露した。

リルラが踊る伝統の踊りバラタナティヤムも時には神聖な、時には官能的な雰囲気でスクリーンを飾った。イ・ヨングァン執行委員長は「一言で述べると非常に感動的で美しい映画」という言葉で開幕作の選定理由を明らかにした。

主人公リルラを演じたインドの女優サハナ・ゴスワミ(27)はこの日、映画の殿堂で開かれた記者会見で「インドの伝統の踊りの中の1つバラタナティヤムは神に捧げる踊りで、映画のために3カ月間習った」としながら「このように立派な映画祭で『祝福』が開幕作品に選ばれ非常にうれしい」と所感を明らかにした。

ケンツェ・ノルブ監督は僧侶として修行中で、映画祭には参加できなかった。代わりに映像メッセージを通じて「『祝福』は献身と愛、信頼の力についての映画であり、女性の強さについての映画」として「いつも感服していたインドの伝統舞踊を映画を通じて紹介できることになり非常にうれしい。

他国(ブータン)の人の目から見るインドの姿を観客に披露したかった」と話した。

開幕作の上映に先立ち、この日午後7時に映画の殿堂野外舞台では、香港出身俳優の郭富城(アーロン・クオック)と韓国俳優カン・スヨンの司会で開幕式が開かれた。

外国人俳優が開幕式の司会を担当したのは昨年アン・ソンギと組んだ中国俳優の湯唯(タンウェイ)に続き2回目だ。

許南植(ホ・ナムシク)釜山市長は「多くの方々の熱い情熱と愛に励まされ、アジアを越えて世界的な映画祭へと登りつめた。今年の映画祭はさらにレベルの高い作品とさらに成熟した姿で皆さんと出会うだろう」と話した。

12日まで開かれる今回の映画祭は、70カ国301本の映画を海雲台(ヘウンデ)メガボックス、映画の殿堂など7劇場35館で上映する。

閉幕作として韓国のキム・ドンヒョン監督の独立映画『The Dinner(晩餐)』を選定したのをはじめ新人監督の新鮮な作品に力を入れたのが特徴だ。

「中央アジア特別展」、「朴哲洙(パク・チョルス)監督追悼展」、韓国内外の巨匠のマスタークラスなど多様なイベントも開かれる。


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