[映画] [インタビュー]キム・イングォン、「私は生活費を稼がなければならない職業俳優、主・助演を選ばない」

2013/05/08 18:28:21

映画『全国のど自慢(原題)』封切後、出会ったキム・イングォンは多少気が抜けたように見えた。映画が好評を受けたにも『アイアンマン3』の高い人気のために興行成績があまり良くないからだ。

もっとよくなるからと慰めても主演俳優の気持ちはそうとはいかない様子だ。「こんな姿をお見せして申し訳ないです」とむしろすまないと言うキム・イングォンだ。

キム・イングォンが映画で歌手の夢を捨てられないボン・ナム役を演じた。妻の美容室を手伝いながら生きている半プー太郎のボン・ナムは、金海(キムへ)で『全国のど自慢』が開かれると聞いて妻に内緒で参加申し込みをする。しかし美容師資格免許試験の日と『全国のど自慢』収録が重なり、ボン・ナムは葛藤する。

キム・イングォンは映画でコメディー演技を見せてくれた。一生懸命演じることだけはキム・イングォンに続く人はいない。スクリーンで縦横無尽に活躍する俳優キム・イングォンに会った。

-ずっと映画が2位を維持している。成績に対する感想は?

「荷が重い。主演になると観客数によって評価を受けるからもっとプレッシャーになる。封切になるといつもプレッシャーだ。1人でも映画を面白く見てくれたと思う。謙虚に結果を受け入れようと思う」

-『TOWER(原題)』、『王になった男』では助演を演じ、『救国の鋼鉄隊列(原題)』と今回の映画では主演だ。主演と助演では気持ちが違うようだ。

「助演をする時は演技力で称賛を受けるが、主演は演技力よりまずスコアで判断される。こういう心配がある。「キム・イングォンに主演を任せた時、連続して失敗すればこれから主演は任せない」という心配だ。主・助演に対するプレッシャーはない。ただ主演としていい評価を受ければもっと多くのチャンスが貰えるから上手くいけばいい。事実この映画もワントップ主演として考えられたが、私は何人もの主演の中の1人だ。そういう点で気楽に演じた」

-この映画にモチーフとなった歌手パク・サンチョルには会ったか?

「撮影を全て終えた後会った。映画製作者であるイ・ギョンギュ代表と一緒に会って、インタビューをした。パク・サンチョルさんが映画を見てとても泣いたそうだ。撮影する時には「ボン・ナムを上手く表現していい姿をお見せしなければ」という気持ちを固めていた。実際映画の中のボン・ナムと違い、パク・サンチョル先輩は美容室経営者としても成功し、妻も応援してくれたそうだ。歌手になる過程でも『全国のど自慢』出演以後もっと大変だったとおっしゃった」

-ボン・ナムキャラクターの魅力は何か。

「ボン・ナムの歌手に対する夢はイ・ギョンギュ代表の映画に対する夢と似ている。観客たちがボン・ナムを見て、イ・ギョング代表を連想すればいいと思った」

-ダンスと歌、実力は相当なものだった。

「そうおっしゃってくれてとてもありがたいです。膝が悪くてダンスがちゃんと出来なかった。とても大変だった。踊って歌えば下半身麻痺が来るほどビリビリした。人間の成長ドラマと思ったが、ボン・ナムのエンターテナー成長ドラマになった。最後の部分はすごく痩せた姿だ。大変だった」

-撮影現場の雰囲気はどうだった。

「みんな息がよく合っていた。リュ・ヒョンギョンさんもいい俳優なので楽だった」

-映画人であるイ・ギョンギュ代表はどんな人か?

「映画を本当に愛して大切にしている。たくさん応援してくださった。イ・ギョンギュ代表が本当に幸福で健康でいてくれたら嬉しい」

-本当に主・助演を行き来し演技をする。プレッシャーはないのか。

「私はひたすら私の夢を追う俳優ではない。家族もいる。ただ与えられた役柄に忠実であろうとする。生活費を稼がなければならないから、作品もたくさんするようになった。私は誠実に仕事しなければならない職業俳優だ」

-結婚をしてそうなったようだが。

「そういうこともある。結婚をして目標が変わった。初めは私が売れなければと思ったが、家族が出来て責任感が生まれた」

-妻が俳優の夫をたくさん応援してくれるか?

「私の妻は映画の中のミエ(リュ・ヒョンギョン)と違い、たくさん応援してくれる。娘たちもすまないほど応援してくれる。母親の影響をたくさん受けた」

-妻と子供たちは今回の映画を見て何と言っている?

「妻はすごく泣いて震えたと言っていた」

-今回バラエティー番組にたくさん出演した。

「バラエティーをちゃんと出来ないからか普段は出演依頼が来ない。コメディー演技をした映画がヒットして、笑わせてくれるんだと思ったのにむしろ真剣だとの話をよく聞く」

-『全国のど自慢』はどんな映画か?

「温かい感動と面白い映画だ」

-本人にとって『全国のど自慢』はどんな映画なのか?

「私はただこの映画の道具だ。イ・ギョンギュ代表の夢と苦労した同僚、先輩後輩俳優、スタッフたちにいいプレゼントになる映画になったと思う」

写真=ホ・ジョンミン記者







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