[映画] パク・ソンウン、演技人生の『新世界』を広げる [インタビュー]

2013/03/12 14:04:54

映画『新世界(原題)』はタフな男たちの話だ。お互い違う考えを持った3人の男が各自の新世界を作って行く内容の深いノワールだ。当然男性俳優たちのカラーがはっきりしている。チェ・ミンシク、ファン・ジョンミン、イ・ジョンジェら、名前だけ聞いても錚々たる男優たちが映画で強く男の香りを匂わせている。3人の男の話だとばかり思っていたこの映画にひとりの男が更に登場する。ゴールドムーングループの後継者を巡ってジョンチョンと葛藤をもたらすイ・ジュングだ。

俳優パク・ソンウンは吸い込まれそうな演技力で3人の男の話を4人の男の話にした。彼が演じたイ・ジュングは見かけは紳士的に見えるが『ヤクザ』という本分に少しも足りないところがない残忍な人物だ。チェ・ミンシク、ファン・ジョンミン、イ・ジョンジェと共演しても引けを取る感じがない。10年を超える長い演技の実力が光を放つ瞬間だ。

「ファン・ジョンミン先輩がたくさんアドバイスしてくださった。元々ジョンミン先輩が他人の演技についてどうこう言うタイプじゃないが、私がちょっと気の毒に見えたようです。台本だけを見ている私に「台本を捨てて、お前がやりたいようにしてみろ」と提案してくれた。それがジョンチョンとイ・ジュングの面会シーンだったんだが、ジョンミン先輩のその言葉を聞いたから気持ちが楽になったんです。それ以降は私が感じるまま演技してみようという気持ちになって楽に演技した。ジョンミン先輩には本当に感謝しています」

惹きつけられる彼の演技力のおかげだろうか。彼は「当初ランニングタイムが3時間を超え50分を編集した。だが私のシーンは別に無くならなかった」と笑った。

彼はチェ・ミンシク、ファン・ジョンミン、イ・ジョンジェがキャスティングされたあと映画に合流した。シナリオを見るなりとても演じたくなった彼だ。

「無条件やらなければと思うだけでした。予定されていたドラマを諦めましたよ。私の役は錚々たる俳優たちが検討されました。だけどネームバリューが一番低い私が結局演じることになった。パク・フンジョン監督は「この役を演じる俳優がヤクザみたいな風貌でないのがいい」と考えられたようです。それにチェ・ミンシク、ファン・ジョンミン先輩と一緒に演技しても押されない感じだったらと思ったそうです。だけど私を見た瞬間「お、イ・ジュングンだ」と思ったそうです。ヤクザ役をやったことがない、新鮮なイメージのヤクザ。その条件に私が合ったんでしょう。すでに錚々たる3人の俳優がキャスティングされた状態だったので、イ・ジュングだけは本人が考えたイメージそのままでキャスティングしようとした。だから私が映画に合流することになりました」

監督が思った通り、パク・ソンウンが演技するヤクザは新しい。イ・ジュングはさっぱりとしたイメージとは違い、残忍極まりない。隙がなくきっちりとしたスーツを着ているが、どうすることも出来ないヤクザだ。この役を演技するために彼は実際のヤクザに会い、彼らの行動を観察したりもした。キャラクターに対する深い研究を通してイ・ジュングが生まれた。

「イ・ジュングは残忍だが卑劣ではない。自分のすることが正しいと思う人間でしょう。だから罠だと知っていても引っかかるんです。そのことが正しいと信じるからです。状況だけを見ると気の毒な人間でもあるでしょう。悪役だが、理由がある悪さ。そういう演技を長い間して見たかった。私はロバート・デニーロのような俳優になりたいです。善の演技だろうと、悪の演技だろうと理由があるように、そのままきちんとこなす俳優になりたい」

俳優たちの好演と堅実なシナリオのおかげで『新世界』は現在ヒット巡航中だ。先月21日封切られた映画は10日目で336万名の観客をかき集めた。ボックスオフィス1位も固守している。やはりパク・ソンウンも注目を浴びている。彼は「とても嬉しい」と華やかに笑った。

パク・ソンウンはアクションスクール1期出身だ。今は正統な演技が素晴らしい俳優だが、始めはアクション俳優を夢見た。家族は彼が司法試験を受けることを望んだが、演技が好きで全て諦めた彼だ。だから出身大学も韓国外国語大法学科だ。演劇の舞台で実力を磨いた彼は2000年代中盤から頭角を現し始めた。今回の映画『新世界』は彼の長い演技人生に印を刻む作品になることは間違いない。

「今からが本当の始まりだと思います。しっかりしなければ。いい作品をしっかり選んで、素晴らしい人々と一緒に制作作業しなければ。いい気にならないようにしなければなりません。今までより今後がもっと重要です。もっとたくさん努力します」

写真=キム・ビョングァン記者

Copyright CJ E&M Entertainment Portal enewsWorld, All Rights Reserved.

タグ
パク・ソンウン
関連記事
リュ・スンボムとマ・ドゥシク『新世界』出演映像サプライズ公開...『続編の主人公?』2013/03/11
『新世界』19禁でもライバルなし...3週目も1位2013/03/11
『新世界』信じて見る演技力 vs 『無関道』類似映画2013/02/08
イ・ジョンジェ「『新世界』で演技人生が終わるかも」...なぜ?2013/02/07
『新世界』ファン・ジョンミン「演技生活、細く長く続けたい」2013/01/17
すべて一覧
SHINee MINHO、キム・テヒにビデオレター「中学生の時から理想のタイプ」 2013/03/12
MYNAME、日本で株価急上昇『アルバム・コンサート・映画出演まで!』 2013/03/12
イ・ハイ『IT'S OVER』どんでん返しのダンス実力...日進月歩に視線 2013/03/12
パク・ソンウン、演技人生の『新世界』を広げる [インタビュー] 2013/03/12
PSYのニューシングル、世界に先駆け韓国で初公開 2013/03/12
イ・ビョンホンの期待のシックスパック…「ぜひ3Dで見てほしい」 2013/03/12
朝鮮の名将“イ・スンシン”を検索するとIUの文・写真が… 2013/03/12