[映画] 『ストーカー』パク・チャヌク「ハリウッドで人を得たよ」[インタビュー]

2013/03/04 14:29:18

ハリウッドでも怯まなかった彼が嬉しかった。忠武路ではすでに名将である彼だが、再び新人になるしかなかった環境で『彼らしいスタイルを失くすか?』と心配したのは余計な心配だった。映画『ストーカー』で振り返ったパク・チャヌク監督の話だ。19歳の誕生日に父親を亡くしたインディアが、初めて会う叔父に妙な感情を感じ、ミステリアスな事件が起こる今回の作品は、感覚的な交差する編集と映像美、宗教的ストーリー構造はハリウッドで彼の成功的な第一歩を確信させた。

▶以下パク・チャヌクインタビュー一問一答

―ハリウッドシステムでは監督の編集権が小さいと聞いたが。

「韓国で後輩達に会うと「米国では編集が出来ないんですって?」と訊かれた。どこでそんなとんでもない話を聞いたんだ?と答えた。美国映画監督組合員の場合、編集が開始された10週間内は監督以外の誰も編集室に入れない。監督が招待した人だけ入れる。10週間過ぎたら見せて、論議や論争が出来る」

―撮影回数が定められているハリウッド撮影現場が大変だったようだ。鉄則はあった?

「韓国は一度撮ったらビデオ再生して見ながら討論する。全ての監督がそうではないが、私はそうやって来た。俳優、撮影監督、美術監督といろんな話をし合う。それが無ければ米国で撮影を終えられると考えた。初めは不安でどうやって撮るかと心配した。考えてみると韓国でデビューした時そうだった。当時はモニターも現場編集もなかった。私が撮ったシーンがどんなサイズかも分からなかった。新人監督には撮影監督がビューファインダーも見せてくれなかった。後で現像されたのを見なければならなかった。その時に戻ればいいと思ってそうやった」


―忠武路とハリウッド、どんなシステムが気に入っている?

「双方に長短所があり、両方とも長所だけ得たい気持ちがある。しかし現実的に簡単じゃなかった。監督の立場では撮影や編集を長くやればいい。米国のように編集やミキシング音楽作業を長くやり、韓国のように撮影を多くやればいい。しかしそうしたら製作費が高くなって興行に対するプレッシャーが高まる。だから難しい。何でも私の考え通りにやるというのがいいことでもないようだ。
横で尋ねる人が多くて、それに答えてみると私の考えが整理され、精巧になって行く。諦めるとしても、もっと重要な事を確保しなければならない」


―ニコール・キッドマンという大俳優でスターが助演で出演したのが印象的だ。

「映画を撮る前に話をするのはお互いを理解する過程だ。俳優は脚本だけを見てくる。脚本に手を入れて演出する人に会う席だが、どんなビジョンを持っているのか、一緒にやる気持ちの準備が出来ている人なのか悩んだはずだ。私ももちろんそうだ。ニコール・キッドマンが私が思うイビときちんと合うのかを見なければならない。会って「この映画どうやって作るか」を聞かせてあげた。その当時話した中で、実際に使ったアイデアもあったりなかったりだった。しかしそういうことが良かったようだ」

―誰を一番思い出したか?ハリウッド作品でキャスティングしたい韓国俳優がいるか?

「撮影現場で韓国でのように対話を多く出来ないのは事実なので残念だ。そう思って撮影前たくさん話をしておいた。ディスカッションを先に終えて、争点をお互い整理したあと撮影に入った。現場で意見がぶつかることはなかった。しかし思い出す俳優はソン・ガンホ、シン・ハギュンだった。ハリウッドで多くができないからではない。ソン・ガンホとシン・ハギュンは仕事上の同僚と言うよりは友達、兄弟みたいな間柄だ。ハリウッドに連れていきたい俳優はどんな脚本なのかによって違う。脚本によってキム・オクビンになることもあるし、イ・ビョンホン、ペ・ドゥナになることもある」

―自分が書いた脚本でハリウッドで演出する考えはない?

「英語で書く脚本作業がすぐに出来ることじゃない。上手な人はたくさんいるので、敢えてそういう必要性を感じない。『JSA』『オールドボーイ』もすべて原作があった。脚色を私のやり方でしたものだが、それと変わらないと思う」

―エンディングのシーンが印象的だ。後続作を念頭に置いたのか?

「脚本家にそういう考えはなかったと聞いている。結末は私が作ったんだが、観客がその後を想像する楽しみを与えるためそうした。初め、修正本にはニューヨークのシーンがあった。劇中インディアの父親が弟の為に準備したマンハッタンのアパートでインディアが人々を観察するシーンだった。その他にも多くのエンディングを考えた。

―ハリウッド制作作業を通じて得た自信があるなら?

「韓国で私が大切にしている俳優たちとスタッフがいる。それだけに初めて米国で会った人たちと仕事することは怖かった。だが今は同志と家族が出来た。怖くないことが大きな自信だ」

写真=ホ・ジョンミン記者

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