[映画] 韓国映画、史上初の観客1億人突破…その意味は?(2)

2012/11/21 17:16:11

◆大企業に集中、諸刃の剣=今年の韓国映画界に見られる特徴のひとつは、大企業の影響力が強まったことだ。映画振興委員会による配給会社別のシェア統計によると、10月に国内業界1位のCJ E&Mのシェアが72%にも達している。しかも投資や配給だけでなく、製作にも影響力を持ち始めている。
CJが内部チームを立ち上げ、3年間シナリオを開発して監督と製作会社を指名・完成させ、ヒットを出した『王になった男』が代表的なケースだ。大企業主導でシナジー効果を出した企画・製作モデルとの評価がある一方、今後、あまたある零細製作会社は注文製作会社に転落しかねないという危機感も出ている。
映画『ミスターK』のイ・ミョンセ監督の交代などの演出権問題、大企業のスクリーン独寡占による小規模映画の交叉上映(注)問題なども依然として解決されていない。最近、『Touch(タッチ)」のミン・ビョンフン監督はこの交差上映に反発して監督自身が上映の打ち切りを宣言し、CGVなど大企業劇場の不公正取引を申告した。最初から劇場上映の機会さえ与えられず、存亡の危機に直面している多様性映画やスタッフの生存権問題などの解決なくしては、せっかくやってきた第2のルネッサンスの安定した定着は難しいと映画人らは指摘する。
映画評論家のキム・ソンヨプ氏は「韓国映画1億人時代の到来で韓国の映画産業は安定しつつあるが、映画界の持続的な成長のためには独寡占問題や多様性映画問題などを解決していかなくてはならない」と述べた。
注:通常は1館すべてを1つの映画が継続して上映されるが、興行性に乏しい映画は他の映画と交代で上映されることがあり、これを交叉上映という。主に早朝や深夜など、観客数が少ない時間帯に編成されている。    
 

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