[映画] ② ソン・ジュンギ 「私はまだ新人、登るより広がりたい」 [インタビュー]

2012/11/02 18:05:35

-インタビュー①から続く-

―『オオカミ少年』を見て人々がどういう反応をしただろうか、また映画を通じて何を得たを思うか。

「私は映画から『母』のイメージが見えた。スンイはチョルスにとって母親のような存在だと思う。鳥が卵から孵って初めて見る生命体を母親だと思うっていうじゃないですか。そういう感じだ。スンイが待っていてと言うから待っている。スンイの母親で出演されているチョン・ヨンナム先輩も役柄を通じて母性を良く表現されていた。草原で遊びまわっている子供たちに「あなたたち、ご飯よ」と声をかけるシーンがとても良かった」

―特に女性が楽しく見たようだ。男性たちはどういう反応をするだろうか?

「男性の観客も泣いたらいいな(笑)私もシナリオを読んで泣いた。男性たちはスンイがギターを弾くシーンが印象深く見たという。男性の観客たちにも十分魅力的だ。『オオカミ人間』というキャラクター自体がもっと男性好みなんじゃないかな」

―本人はチョルスのように初恋を忘れられない方か?

「違う(笑)終わった恋は別に思い出さない方だ。今の彼女と未来の彼女を考えたりはした。男はみんなそうだ。ドラマ『優しい男』にこんなセリフがあった。「君と何をしたのか今は思い出せない」と。その言葉には本当に共感する。何年か恋愛したりもしたが、思い出せない」

―ソン・ジュンギは近頃トップスター、時の人ともいえる。

「まだ新人俳優だ。ソン・ヒョンジュ先輩が酒の席で「作品をしながらは不平を言わず、やりたくなければやるな」とおっしゃったんだが、その言葉がシンプルだが記憶に残った。人間だから撮影現場でいらつく時もあるし、疲れる時もあるが、その時には仕事が出来ることに感謝しようとする。こうやって記者たちが外に出てインタビューをして下さることも、どれだけありがたいことかと思う」

―俳優になっての目標があったか?

「ほとんど叶った。可愛い綺麗な女優さんと演技してみたいと思ったんだが、パク・ボヨン、パク・シヨン、ムン・チェヨン、ハン・イェスルら、綺麗な俳優たちと演技した。ひとつ叶わなかったのは新人賞だ。ドラマであれ映画であれ、新人の時期を過ぎてしまったから。欲は多くない。本心から優秀男優賞は欲しくない。今もらったら素晴らしい事だが、今この年齢でそんな大きな賞をもらったらその次はどうするのか。登りつめたら下ることだけが残るのに、急いで登りつめたくない。むしろ上って行くより広がりたい。多くの経験を積みたい。まだ道は遠い」

―映画とドラマ、どんなことがもっといいか?

「そういうのはない。ドラマは大変だが、早いフィードバックがあっていいし、映画は撮影後待っている分また他のいいことがある。私は産業俳優だから人々とずっと一緒にいなければならない。それが一番大切だ」

―時代劇と現代劇、どちらが好きか?

「それも区別しない。時代劇が好きな方でもあるかな。時代劇がくれるセクシー感がある。映像美と建築物などビジュアルもいい。また時代劇の台詞が与える何とも言えない感じがある」

―デビューが早い方ではないが早く成長した。

「高校2年の時俳優になろうと思ったが、その時はただ世間知らずのように芸能人になりたいという気持ちだった。実際にも演劇映画学科に進もうとしたが、自分自身に確信がなかった。また「私は映画演劇学科に進むんだ」という言葉を恥ずかしくて言えなかった。高校時代は平凡に勉強だけした。負けず嫌いだったから本当に一生懸命やった。浪人して大学(成均館大学教養学科)に入ったが大学に入ってみると虚しくなった。本当にやりたいことが何かを悩みながらいい意味で彷徨った。その時アナウンサーになる準備もしたし、プロデューサーも考えた。アカデミーも探して勉強もした。やりたいことを探す為の過程だった。その時演技学院を知り、少し通った。実際その前にも俳優への誘いがあったが応じなかった。演技学院に8ヶ月程度通ったら面白くなって、その時運よく映画『霜花店(サンファジョム)―運命、その愛―』でデビューした。すごく面白かった。入金もされ、そうしたら他の欲も生まれ、さらに人々に親しまれたらもっと入金されるようになって。父も喜んだ(笑」)

―成長するほど人気が落ちる日も来るのじゃないか?

「どうせ人気は落ちてきている。先に分かって準備するのが大切だと思う。だから超高速で上りたくない。イ・オリョン先輩が人生の頂点は決めるなとおっしゃらなかったですか?頂点が見えたら他の山を探して登れと。私もそういう考えだ。だから『オオカミ少年』に出演したのでもある」



―やりたい演技は?

「バンパイアやオオカミ人間だったが今回の作品を通じてひとつ叶った。胸が詰まるような愛の話をやりたい。サイコパスやオタク演技、アクションもしてみたい。全部やりたい」

―軍隊はいつごろを考えているか?

「避けるつもりはない。行くときが来れば行くんじゃないか。ファンたちにはすぐに知らせて行くつもりだ」

写真=ホ・ジョンミン記者

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