[映画] 『ピエタ』キム・ギドク監督 舞台でアリランを歌った理由は…(インタビュー全文)

2012/09/10 18:16:49


キム・ギドク監督の映画『ピエタ(原題)』が9日明け方(現地時間)、第69回ヴェネチア国際映画祭閉幕式で、映画祭最高の栄誉である金獅子賞を受賞した。キム・ギドクの『ピエタ』は金獅子賞だけでなく、非公式賞『若い批評家賞』を始め、『ゴールデンマウス賞』など4冠王に輝いた。韓国映画がヴェネチア映画祭で金獅子賞を受賞するのは今回が初めて。また世界3大映画祭にあげれられるヴェネチア、カンヌ、ベルリン映画祭を合わせても、韓国映画が作品として一番高い賞を受賞したのも初めての事だ。



この日、キム・ギドク監督は舞台で多くの人々に感謝を伝えたが、突然『アリラン』を歌い出し、全世界のメディアの視線を一瞬で引きつけた。これに対してキム・ギドク監督は閉幕式直後、映画『ピエタ』配給会社NEWとの現場インタビューで『アリラン』は私が過去4年間自分自身に問いかけてきた質問に対する答えであり、魂の浄化を祈るようなものであると考える。加えて『アリラン』を歌ったのは世界の人々が映画『ピエタ』のメッセージと合わせ、一種の一番韓国的な受賞所感の代わりに伝えたかった」と明かした。キム・ギドク監督は受賞直後のコメントを始め、本人が思っていた賞を受けた要因、負担はなかったのか、これからの計画と残った夢など、多様な話をした。以下、配給会社NEWが進行したキム・ギドク監督と俳優チョ・ミンスの一問一答。



▶まず心からお祝い申し上げます。授賞した気分はいかがですか?キム・ギドク監督(以下キム):とても気分がいい。この金獅子賞は私にくれたものではなく、韓国映画にくれた賞だと考えている。今一度、支持して下さった全ての方々に感謝の気持ちを伝えますチョ・ミンス(以下チョ):少し前に終わったオリンピックの国家代表選手もこんな気分じゃなかったかなと思います。始めヴェニスに到着した時から今この瞬間まで毎時間が幸せで感激で、驚きの連続です。キム・ギドク監督と一緒に作った映画『ピエタ』の金獅子賞。韓国初とは喜びでいっぱいです。 ▶現地の熱い反応に金獅子賞を予想したのではないか?キム:金獅子賞がどれだけ重要な賞なのか知っているので、内心もらえるのなら、本当にこれ以上ない幸福だろうと考えた事はある。しかし初めて映画が公式上映されて以来、肌で感じる程映画『ピエタ』に対する観客と、論壇の熱い関心と愛情がすごかった。特にヴェニスにいる現地イタリアファンたちが「金獅子賞の真の主人公は『ピエタ』だ」との話をたくさんしてくれて、正直期待していた部分はあった。▶『ピエタ』が賞を獲った要因を考えたなら?キム:まず世界的なテーマである『資本主義』とこれにより発生した反する道徳性に全ての観客たちと審査委員たちが共感したと思う。特に審査委員たちの評の通り、もちろん映画の始まりは暴力性と残忍さで始まるが、映画の最後に差し掛かりながら人間の内面の許しと救いで心を浄化させる所に人々は心を動かされたようだ。▶閉幕式前日までロイター通信など世界有力紙では、今回のヴェネチア映画祭の栄光の主役は、韓国の『ピエタ』か、米国の『ザ・マスター』になるだろうと予想した。この戦いに対してどう思うか?キム:ポール・トーマス・アンダーソン監督は、米国を代表する監督として彼の作品『マグノリア』など人間の内面をテーマに多くの映画祭で受賞していた監督だったので、彼との争いはとても光栄だった。特に彼の今回の作品が銀獅子賞とフィリップ・ シーモア・ホフマンとホアキン・フェニックスが、共同で主演男優賞を獲った秀作だ。今年ヴェネチア映画祭に出品された暴力と宗教に関する錚々たる監督たちの作品が溢れていた中で、『ピエタ』が金獅子賞を獲ったことにもう一度全ての皆さんに感謝いたします。▶今回ヴェネチア映画祭アルベルト・バルベラとは12年前に遡り、キム・ギドク監督の『島』を初めて世界に紹介した人物だ。特別彼が金獅子賞を授賞前と後に話した言葉があるか?キム:事実『ピエタ』がヴェネチア映画祭に出品することになった大きな要因の中のひとつが、私を発掘してくれたアルベルト・バルベラ執行委員長とマイケル・マン審査委員長だ。映画が与えるメッセージに惚れたと映画祭期間中伝えてくれ、客観的な立場でもこのメッセージが観客たちの心を揺さぶったのだろうとメディアインタビューもなさったときいている。特に授賞前には先に帰国せず、必ず閉幕式に参加してくれたら嬉しいと個人的に意思表示してくださって、受賞後には本当におめでとうと伝えてくださった。 ▶韓国映画としてヴェネチア映画祭だけでなく、世界3大映画祭の最高賞は初めてだが、負担感はないのか、感謝したい人がいるとしたら?キム:金獅子賞の栄光はこの映画に参加してくれた俳優たちとスタッフたちにまず、渡したい。彼らがいたから、今この瞬間が存在するのだと思う。チョ:この栄光はキム・ギドク監督にまず差し上げたい。世界的な名声の監督がこの威力をこの場で見せてくれたように、韓国の観客たちも映画『ピエタ』をたくさん愛して下さったら嬉しいです。▶舞台で『アリラン』を歌い、全世界が驚き、外信ではこの場面をニュースで公開している。『アリラン』を歌った理由は?キム:映画『アリラン』で昨年カンヌ映画祭で注目される中、この歌を歌った。韓国でも話したように『アリラン』は私が過去4年間、自分自身に問いかけてきた質問の答えであり、魂を浄化させる祈りのようなものだと考える。また『アリラン』を歌うことは世界の人々が映画『ピエタ』のメッセージと合わせ、一種の一番韓国的な事を、授賞所感の代わりに伝えたかった。▶今後の計画と残っている夢があるとしたら?キム:これからもいい映画で観客の皆さんにお会いできるようにいたします。韓国でも映画『ピエタ』が数日前に封切したので、多くの観客たちが映画を見たら嬉しいというのが、今現在の一番大きな夢だ。チョ:映画『ピエタ』を通じて私の新たな姿を引っ張りだしたように、良い作品に出会い、もう一度チャンスを得て新たな役柄に挑戦したいです。▶観客たちに伝えたい一言キム:映画『ピエタ』は極端な現代の資本主義に対する話だ。資本主義の中心である金というものによって、人と人の間に起こる不信と憎悪、殺意がどのように人間を駄目にし破壊して、結局残忍で悲しい悲劇的状況を作って行くのかを見せる映画だと言える。『ピエタ』を通じて金さえあればそれでいいという無知な我々の現状を振り返り、手遅れになる前に真実の価値で人生を生きることを悟るように祈る。写真提供=配給会社NEW

Copyright CJ E&M Entertainment Portal enewsWorld, All Rights Reserved.

タグ
ピエタ
チョ・ミンス
イ・ジョンジン
関連記事
『ピエタ』チョ・ミンス-イ・ジョンジン ベネチアから帰還2012/09/11
キム・ギドク監督『ピエタ』ベネチア映画祭で韓国初の金獅子賞に2012/09/10
『ピエタ』ヴェネチアで星4個半、高い受賞の可能性2012/09/06
ヴェネチア映画祭開幕、キム・ギドク監督『ピエタ』受賞の可能性は?2012/08/29
『ピエタ』ヴェネチア映画祭ファイティン!2012/08/29
すべて一覧
KARAハラ "砂時計"屈曲ボディーライン 2012/09/11
ユン・ドヒョン、公約実践!少女時代の衣装着てオープニング!? 2012/09/11
BIGBANG 韓国人歌手初の日本3大ドームツアーへ 2012/09/10
『ピエタ』キム・ギドク監督 舞台でアリランを歌った理由は…(インタビュー全文) 2012/09/10
“グンちゃん”列車が登場!…デビュー20周年記念広告が車内埋める 2012/09/10
イ・ビョンホン-イ・ミンジョンカップル、ラブラブな愛称は? 2012/09/10
コン・ヒョジン 新作『高齢化家族』のヒロインにキャスティング! 2012/09/10

K-POP、韓国ドラマ、韓国エンタメ情報など、韓流の全てがMnetで楽しめます top