[K-POP] JYJキム・ジュンス、「ミュージカル&バラードコンサート」…切なさの美学

キム・ジュンスはダンスグループJYJのメンバーだ。だが彼の声には華やかなダンス音楽には込めることのできない独特の悲しみと切なさがある。その深さが「バラード&ミュージカルコンサート」で光を放った。キム・ジュンスが先月30日、蚕室(チャムシル)の室内体育館で行われた「2013 XIA Ballad&Musical Concert with Orchestra vol.2」で15分間に35人構成のオーケストラとともに名品公演を繰り広げた。今回のコンサートはおととし12月に行ったvol.1コンサート後1年ぶりに開いたもので、開始1時間前から多くのファンが体育館をいっぱいに埋めた。8曲のミュージカルナンバーをはじめOST、自身のソロアルバムの中のバラードや愛唱曲などを披露して7500人余りのファンたちの熱い歓呼を受けた。ミュージカル『エリザベート』のナンバー『影は伸びて』で最初のステージを披露したキム・ジュンスは、続く『最後のダンス』とミュージカル『モーツァルト!』のナンバー『どれだけ残酷な人生なのか』を強烈な踊りと共に熱唱して躍動的なステージにした。彼は「今回の公演を準備しながら『エリザベート』と『モーツァルト!』のナンバーを久しぶりに歌ってあふれるような思いが込み上げてきた」として「1年ぶりのステージに多くの方々が来てくれて感謝したい」と伝えた。キム・ジュンスは今回のコンサートで『モーツァルト!』の『黄金の星』を熱唱してファンたちから熱い声援を受けた。前回のコンサートで『黄金の星』の一節を歌い、「次の機会には全曲を歌う」と言った約束を守った。特に今回のコンサートでは『エリザベート』で共演したミュージカル女優キム・ソヒョンが舞台に上がって親密なよしみを誇った。キム・ソヒョンは「コンサート1時間前まで実際の公演を彷彿とさせる練習過程を見守り、キム・ジュンスさんがこんなに愛される理由が分かった」と話した。キム・ソヒョンはデュエット曲『愛すればわかり合える』などをはじめ本人のソロ曲『私は私だけのもの』を熱唱して場を盛り上げた。観客の望みを聞き入れるキム・ジュンスコンサートの名物コーナー「ジニータイム」では風変わりなリクエストが出てきた。キム・ジュンスは観客の要請により3分間の面接用自己PRを披露して「私は運動神経と体力がある。私は上向きのヒップを持っている」などのコメントを飛ばして客席を沸かせた。また熱いセクシーダンスを見せるかと思えばミュージカル『ディセンバー : 終わらない歌』の案内放送の声をまねることもした。公演のクライマックスではアコースティックな伴奏に合わせてセカンドソロアルバムのタイトル『Incredible』をバラードバージョンで歌った。さらに強烈なダンスバージョンでもう一度熱唱した。「最近出演しているミュージカル『ディセンバー』では踊る場面がないので体がむずむずする」と話したキム・ジュンスは、強烈なダンスを踊って観客を魅了した。アンコール曲は、自身の歌ではないイン・スンイの『父』を熱唱した。「ほとんどの方は、母の愛をいろいろと考えるだろうが、寒い年末、いつもうまく表現できない父のことを考えてもらえたらと思った。年末に両親に親孝行をしてほしいとの気持ちもあったし、この歌を聞きながら私のような感動を得てくれたらいい」としてアンコール曲の選択理由を明らかにした。『父』を熱唱する舞台の後ろのスクリーンには、現代を生きる父親たちの写真が流れると客席は深い感動に包まれた。キム・ジュンスは1月29日まで世宗(セジョン)文化会館で開かれる創作ミュージカル『ディセンバー:終わらない歌』を通じてファンたちに姿を見せる。

Copyright ISPLUS/中央日報日本語版 2014年 01月 02日 16:48