[映画] [インタビュー]『隠密に偉大に』キム・スヒョン、『太陽を抱く月』以後、世の中が恐かった

強烈な目線、そして中低音の低い声。もしかしたらもう少しカリスマのある姿を期待したのかも知れない。

しかし、彼の選択は『バカ』であった。映画『隠密に偉大に』(監督チャン・チョルス)を通じて変身を試みた俳優キム・スヒョン(25)の話だ。

20代を代表するそれこそワントップ俳優。そのような彼がなぜあふれるラブコールとシナリオを後にして、壊れることを選んだのだろうか。キム・スヒョンに直接会ってこれまでの気がかりなことを聞いた。

▲直接会ったキム・スヒョンは…

彼との出会いは3度目であった。SBS『ジャイアント』撮影当時である2010年と、KBS2『ドリームハイ』放映終了後の2011年、そして2013年5月。

今まで向き合ったキム・スヒョンはいつも自分の演技に対して悩みも不満も多かった。しかし、今回の映画を通じてその荷物を少しは下ろしたと言った。

そのためだろうか。キム・スヒョンは本当に明るかった。質問は機転の利く受け答えだったし、冗談も本当に上手かった。写真撮影の間、歌を口ずさみながら劇中披露した演技を再現しながら、インタビュー中ずっと興味をかきたてた。

しかし、演技に対する真剣さと悩みの種は依然として変わらなかった。20代の青々さと悩みを持っている俳優。彼がなぜ大衆の愛を一身に受けるのか、これ以上説明がいらなかった。

▲以下、一問一答

-初めての主演作だ。感慨が格別だと思うが、映画をどのように見たか?

「初めての主演作なので、どうしても惜しい部分が目に入ってきたよ。意気込んだアクションシーンと感情のシーンで『もう少し上手にしなければならなかったのに…』という思いで残念だった。それでもまた演技をしろと言うなら、もう上手に出来そうにない(笑)」
-壊れるシーンが本当に多かった。キム・スヒョンがこのようなシーンを?と驚いた場面も本当に多かった。

「キャラクターを準備する時自ら『自身をどれほど捨てられることができるだろうか』と問い直した。最初からそのような気持ちで撮影に入ると、少し楽にできたようだ。多くを捨てられたというだろうか(笑)」
-直接披露した『バカ』な演技の中、最も愛着があるシーンは?

「路上で用をするシーンに本当に多くの気を使った。用をする前に何か表現する身振りがある。その姿を上手く表現したくて研究をたくさんした。」

-ラブコールがあふれているはずなのに、このように自身を捨てる映画。それもネット漫画を原作にした作品を選んだ理由が気になる。

「2億5,000万ビューに輝く作品だ。マニアも本当に多くて、作家のファンも本当に多いネット漫画だ。数多くのファンが愛するキャラクターを一度自身のものとして作ってみたかった。1人2役も良かったし、アクションシーンも初めてで期待した。それでさらに楽しくできたのではないか。」

-今までいつも自分の演技に対して物足りなさと不満があった。 『太陽を抱く月』や『10人の泥棒たち』を通して変わったと思うのだが。変化があったか?

「『太陽を抱く月』の撮影時には壁にあたったようだ。それで自ら『限界を感じたようだ』と話したりもした。イ・フォンが政治をする部分だ。大先輩らと心理戦を広げる部分で足りなさをたくさん感じた。」

「今回の映画でも大きく変わった点はなかった。しかし、壊れた演技のためなのか楽しかったし、前よりは演技に対して心がとても軽くなった。バカな扮装をし終えれば気分が良くなったというか。そのような気持ちは生涯初めてだった(笑)」

-上半身を脱ぐシーンを通じて披露した、整ったスタイルも印象的だった。特に準備した点があるならば?

「1ヶ月半程度運動と食事療法を併行した。体重は3kg程度しか落ちなかったが、整ったスタイルが作られた。率直に映画をみると、もっとがっちりとした筋肉を作らなければならなかったかと惜しかった。しかし、それより普段肉が大好きなので、辛かった記憶がたくさんある。 (パク)ギウン兄さんや(イ)ヒョヌが食べるのを見て満足していた。」

-復学(中央(チュンアン)大演劇映画科)をしたと聞いた。学校にとても熱心に通ってるそうだが。

「25歳でまだ2年生だ(笑)。遅く入学しただけとても大切なようだ。しかし、それより学校では本当に自由にいれて良い。 『太陽を抱く月』以後、周囲の視線から自由でなくなってしまった。しかし、学校だけは自由だ。同じ年頃の友人もいて、特別なことをしなくてもヒーリングの時間になる気がする。それで頻繁に行っている。」

-『太陽を抱く月』以後、トップスターの隊列に上った。変わったことがあるか?

「突然とても多くの愛を受けることになった。色々な意味で多くのことを得た。広告もできて人気もたくさん得てとても良かった。しかし、そこに従う責任感のために肩がさらに重くなった。プレッシャーもたくさんあったし、用心深くなった。 恐くなったというだろうか。それで家にいる時は一回り小さくなっていた。外に出ることも嫌いになり、萎縮したようだ。 それで学校という脱出口を探したかもしれない。しかし、今回の映画をしながら鼻水も流して壊れた演技もしたり、たくさん心の荷を減らしたようだ。徐々に適応をしていく段階のようだ。」

-切ないメローにも関心がたくさん集まっている。年上の女優と共演すれば息がよく合いそうだが。

「切ないメロー演技も考えなければならない時期だ。しかし、まだそのタイミングにならないような気がする。年齢をもう少し取ってこそ重量感がのせられないだろうか。ややもすると軽くなるか心配が先だ。」                                 

-最後に観客が『隠密に偉大に』そして主演俳優キム・スヒョンをどのように見てくれたら良いか?

「ネット漫画を見るように気楽に見てくれたら良いだろう。自然な反応が一番良い。悩まずに映画でも主演俳優キム・スヒョンでも、気楽に見てくれたら嬉しい。」

写真=ホ・ジョンミン記者

Copyright CJ E&M Entertainment Portal enewsWorld, All Rights Reserved. 2013年 05月 31日 18:30