[映画] カンヌ映画祭開幕はハリウッド優勢…韓国、コンペ部門進出失敗

カンヌ国際映画祭が15日(フランス現地時間)に開幕し、26日までの11日間にわたって華やかな映画の祭典が繰り広げられる。

今年の特徴は、ハリウッド映画と映画人が強い勢いを見せているという点だ。これまでもイベントの注目度を高めるためにハリウッドを抱き込んできたカンヌ国際映画祭だが、今回は「前例がない」という表現を用いてもよいくらいにハリウッド映画と映画人を受け入れている。

ハリウッドの代表的な巨匠スティーブン・スピルバーグ監督を審査委員長に据え、『ライフ・オブ・パイ』などを手がけたアン・リー監督やトップスターのニコール・キッドマンを審査委員に迎えた。オープニング作もハリウッド映画の『華麗なるギャツビー』だ。レオナルド・ディカプリオが『ロミオ+ジュリエット』(96年)以来、バズ・ラーマン監督と17年ぶりにタッグを組んで制作した作品だ。カンヌ国際映画祭史上、戯曲映画としては初めて3D上映が断行されて話題になったりもした。

この他にも、コーエン兄弟監督の『Inside Llewyn Davis(インサイド・ ルウェイン・デイヴィス)』の主演俳優として出演したジャスティン・ティンバーレイクや、スティーブン・ソダバーグ監督の『Behind the Candelabra』に登場したマット・デイモンらハリウッド俳優もカンヌ国際映画祭の招請状を受け取った。フランシス・フォード・コッポラ監督の娘であるソフィア・コッポラ監督の映画『THE BLING RING』は「ある視線」部門のオープニング作としてカンヌ国際映画祭で紹介される。

クロージング作『Zulu』もハリウッドのカラーが強い。フランス映画ではあるが、主演を演じたのはハリウッド俳優のオーランド・ブルームだ。

カンヌ国際映画祭がハリウッド映画と映画人を招待していても、実際はコンペティション作品の審査では主に欧州映画が多く取り上げられてきた。しかし今年は特にハリウッドが優位に立っているため、よい結果を獲得するのではないかというのが関係者たちの反応だ。

一方、韓国の長編映画は今年は1本も招待を受けることができなかった。ムン・ビョンゴン監督の『SAFE』(短編コンペティション部門)やキム・スジン監督の『SEON(THE LINE)』(シネフォンダシヨン)など2本の短編映画が紹介されるのみにとどまった。コンペティション部門にイム・サンス監督の『蜜の味 ~テイスト オブ マネー~』とホン・サンス監督の『3人のアンヌ』など2作品を出した昨年と比べ、惜しさが残る結果だ。


Copyright ISPLUS/中央日報日本語版 2013年 05月 15日 14:48