[映画] リュ・スンボム「私は愉快なチンピラ、神秘主義ゼロ」② [インタビュー]

-インタビュー①から続く-

―チンピラ演技を『大韓民国一』と言われる程上手いというのは本人にそういう血があるということかと。

「そうだ。私は遊び人だ。人々が私と一緒に遊びたくなる遊び人でありたい。本当のチンピラじゃない。遊びたい時会えば面白い人になりたいと思う」

―だが遊び人リュ・スンボムは意外にスキャンダルを起こした事がない

「正直そうだ。そのままを見せたら、ただそうなんだということじゃないのか。まぁ、新たに明らかにすることもない。全部見せた。神秘主義とは全く似合わない俳優が私じゃないか」

―だけどまた意外なことに熱心なクリスチャンだ。

「私がひねくれない理由が宗教のおかげだ。私は教会の敷居を下げることをしてないか、私のような人間も教会に行けばどれだけ休まる事か。私は教会にタトゥーが見えたまま行く。教会の方たちがそんな私のために祈ってくれ心配して下さる。それでもただ普通に私のスタイルのまま行く。クリスチャンだが東洋の哲学にも関心があり、最近はヘミン僧侶の本も面白く読んだ」

―リュ・スンボムは男性にとても人気がある俳優だ。本人も感じるか。

「そうだ。男性ファンが多い。私をみて代理満足するようだ。私はショーン・ペンやベニチオ・デル・トロのような俳優が好きで、そういう風になりたい。だが人は自分が追求する通りにはいかないんじゃないか。だから男性ファンたちが多くなったようだ。私は俳優だがスキンケアもしない。ちょっと前数年ぶりに皮膚科に一度行った。ニキビが出来ても自分で潰す。どれだけ快感があるか分からない」

―そんなに気さくだから駐車場の係員だと誤解されるんじゃないのか(最近彼は番組で自分が町内の人たちに駐車場の係員だと誤解されたと打ち明け笑いを誘った)

「ただラフにジャンバーを着ているからそうなんだ。時々背中が見えるように立っていたら私に車を預けようとする人がいた。私は人々に希望を与えているんじゃないかと思った。私のような人間も俳優をするんだということだ。私が夢と希望のルネッサンスを開いた(笑)」

―しかし何故ドラマ出演をしないのか。2004年以降ドラマ作品がない。

「皆さんに気まずい思いをさせるのは嫌だ。私も私の姿がブラウン管に出てくるのが嫌なのに、視聴者たちはどんなだろうかと思う。またドラマでは汚い言葉も使えないし、俗語も出来ない。それがちょっともどかしい」

―だけどドラマに出演してこそ韓流スターにもなって、そうじゃないか。

「韓流スター、別に羨ましくない。私が元々性格が誰かを羨ましがったりしない。韓流スターもいるし、私のようなよく持ちこたえている俳優もいる。そういうことじゃないか」

―賞への欲もない?

「ない。何度かもらったこともあるが、家にトロフィーも持って帰らなかった」

―最近見た映画があるか。

『南営洞(ナムヨンドン)1985(原題)』を見た。苦々しかった。事実私の趣味は映画じゃない。趣味は音楽でしょう」

―そんなに音楽が好きなのにアルバムを出すつもりはないのか

「音楽に真剣に人生を賭ける人がいるのに趣味で音楽を聞きながらアルバムを出すのはちょっと違うと思う。私に音楽は純粋な意味を持っている。私が音楽を作ることまでする必要はない。最近は北ヨーロッパの音楽にハマっている」

―これからの計画は?

「夢と希望は大きい。時間によって自然にフィルムに私の姿を込めるようにいい事があるかと思う」

―『ベルリン』封切が控えている。残念な点はないか

「今演技をしたらもっとうまくやれるかもという残念さはある。過ぎてみればいつもそうだ。だが今やったとしても完璧にはならない。ただそういう気持ちを持って今日を精いっぱい生きなければならない」

―自分にとって『ベルリン』とはどんな映画か。

「いい経験。新しい経験だ。大衆的な映画だから大衆的に成功すればいいと思う。映画が成功したとしても私の生き方は変わらないだろうが、『大衆性』を持って出した映画が大衆的に上手く行けば映画がマニュアル書通りに使われたようで気分いいだろう」

写真=キム・ビョングァン記者

Copyright CJ E&M Entertainment Portal enewsWorld, All Rights Reserved. 2013年 01月 25日 18:33