[K-POP] ジェジュン「アイドル出身がロックをするという偏見...怖かった」① [インタビュー]

人々は慣れているものが好きだ。新しい事を受け入れ、変化を認めるまでには時間がかかるものだ。そのために多くの人の関心と愛で生きているスターたちは、自身が望むことよりもファンたちの反応にもっと耳を傾ける。

特にアイドルグループ出身の歌手にとって変化は更に厳格な基準で評価される。大概ダンスとバラードで区分されるアイドルの音楽世界で、新たなジャンルに挑戦することは攻撃の対象になりやすい。代表的な例が1990年代の人気グループH.O.Tのリーダーだったムン・ヒジュンだ。ムン・ヒジュンがH.O.T解散後ロッカーとしてステージに立った時、色眼鏡で見る視線はもちろん、ついには巨大なアンチファンまで作り上げた。

しかしグループJYJのジェジュンはこのような現実にも初のソロアルバムを以前披露した事のないロックジャンルで構成し、勇気ある挑戦に乗り出した。5人組グループ東方神起から3人組のJYJへ、そして初のソロミニアルバム『I』を出すまで10年がかかった。長い間待ち続けたので尚更やりたい音楽、好きな音楽に対する乾きを情熱的に表現した。

ジェジュンはアルバムに収録された全曲に自分自身の話を盛り込み、作曲を通じてロックに対する深い態度も反映した。真の挑戦に人々は喜びを表現し、音楽で真剣な告白を伝えたジェジュンもすっきりと気持ちよく笑うことが出来た。勇気ある挑戦を選択した情熱的なロッカージェジュンにeNEWSが会ってみた。

▶以下ジェジュンインタビュー一問一答

―10年かかって初のソロアルバムを販売した。CDを発表するに至った過程が気になる。

「JYJとして活動していてメンバーたちが個人活動に入り、演技をするようになり、ちょっと長い時間を俳優としてファンたちに会った。もちろん演じることが好きなファンもいるが、僕らの音楽を求める方や僕らの声が恋しいというファン、新しい事を望む人も多かった。待っている人たちのため一日も早く音楽を聞かせて差し上げなくてはならないんじゃないかと思い、アルバムを発売することになった」

―以前話したように10年目で初のソロアルバムなんだが、これまでの音楽カラーとは違うロックを選んだ。やりたくて、追及したい音楽がロックなのか。

「子供の頃ロックを聞いて育った。深みのあるロックやハードロックではなかったが、N.EX.T、YB、ソテジ先輩の音楽が好きでたくさん真似た。グループ活動をしながらもコンサートやプロジェクトシングルでずっとロックを聞かせて差し上げた。だけど初のソロアルバムをロックで発売するとは思わなかった」

―シナウィのボーカルキム・パダと共同プロデュースした。一緒に曲作業をすることになった背景は。

「偶然の機会にキム・パダ先輩を知った。伝説的なバンドのボーカルであり、先輩の曲がいいとの話をよく聞いたのでお願いした。『One Kiss』を先に書いてくださったんだが、聞いた後『いい』という言葉を何度も繰り返した。韓国で今まで聞けなかったセッション、メロディー、雰囲気が本当に良かったし、シナウィらしい強烈なサウンドが入っていながら幻想的な感じを漂わせているのがすごく満足だった」

―『One Kiss』だけでなく今回のアルバムのタイトル曲である『Mine』もキム・パダ先輩が作曲した。

「ジュンスが日本でやった曲のスタイルを僕が歌ってみるのはどうかと普段から言っていた。早いビートの曲を入れたくて先輩にお願いし、『感じを掴んだ』という先輩はたった二日で『Mine』を作ってくださった。やっぱり最高だった」

―出来上がったものに対して満足だったか

「良かった。すごく良かった。『One Kiss』は僕が聞いても僕の声じゃないようだ(笑)」

―ロックでアルバムを発売しようとした時、同僚ジュンスとユチョンの反応はどうだった。

「まずユチョンは『One Kiss』が出来た時、中国でメディアディを準備していた。ファイルで音楽を送ってあげたんだが『One Kiss』を聞いて酒を飲んだっていうんだ。酒を呼びよせる歌みたいだ(笑)」

「ジュンスは『Mine』をとても好んだ。歌を聞いていたらずっと「お~いいねいいね~」と言ったんだ。ジュンスが『Mine』のようなスタイルをしろと普段から言っていたと話したように、自分が意図した曲が出来たからか、いいね~という反応だった」

―ロック音楽を選ぶまでに悩みも多かっただろう。アイドル出身の歌手が新しい事、それもロックを披露するというのが人々には馴染みがない事だからだ。

「それは本当に大変だった。俳優として考えたらロマンスばかりやっていた人がコメディーに挑戦するという恐怖は大きいと思う。普段ダンス曲とバラードばかりやっていた人がロックジャンルを選んだ時も同じで、どれだけ怖かったか。怖かったからロックにジャンルを決めて僕が得意なスタイルをもっとしようとはしなかった。むしろ正統的なロックに僕の声を着せて聴かせたかった」

―ロックというジャンルに自分が得意な事をやろうとしなかったというのはどういう意味か。

「ロックだけ聞かせようとすると受け入れなければならないことが増えるから恐怖心を減らそうと自分が得意な音楽を追求する場合がある。そうすると音楽が難解になるため、正統的なロックをやろうとした。特にタイトル曲は演奏を始め、ロックをする方たちにお願いした」

―一緒に作業したキム・パダはアイドル歌手がロックをするという一部の反応にどうやって対応しろとアドバイスしてくれたか

「アイドルグループ出身の誰かが新しいジャンルに挑戦する時、人々はもちろん、そのジャンルのマニアは先入観を持って見る時がある。僕もグループ出身だから心配もしたが、先輩もそういうことを心配されたようだ。だから正統的なロックを歌う時の感情表現や発声を決めてくれた。いつもは歌う時かすかな声で歌うタイプだが『One Kiss』は堂々とハスキーな声が多かった。今までの歌謡的な発声よりロック的な新しいスタイルの発声を試すのがいいと話してくださった」

―収録された5曲をどういう基準で選んだのか気になる。

「普段書いていた曲はR&Bや歌謡でロックミュージシャンにアドバイスを受けたかった。ロックバンドで活動しながら専門的に作曲、作詞をなさった方にたくさんアドバイスしてもらいたかった。今回のアルバムをきっかけにロックを理解し、多くの事を学びたかった。『僕だけの癒し』と『All Alone』は僕が作曲した曲だが、これを除いたロックサウンドを多く利用したチョン・ヘソン先輩やキム・パダ先輩の曲を入れることになった」

―タイトル曲を『Mine』にした背景が気になる。

「たくさん悩んだ。『One Kiss』は大衆的で好んでくれるような感じのロックだったが、『Mine』は平凡じゃなかった。メロディーを始めセッションや全ての事がロック音楽で飾られた初のソロアルバムのタイトル曲としてぴったりだった。タイトル曲だとミュージックビデオも撮らなければならないし、映像もインパクトがなければならないと思って『Mine』を選んだ」

インタビュー②続く

写真提供=C-JeSエンターテインメント



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