[映画] ① 観客1億人突破…韓国映画、ハリウッド・中国へ進出

ポン・ジュノ(44)、パク・チャヌク(50)、キム・ジウン(49)。韓国映画界を代表する彼ら監督3人衆が、今年、忠武路(韓国映画界)の垣根を越えて世界の舞台にデビューする。昨年、忠武路観客1億人突破という大記録を樹立した韓国映画界が、広い世界に羽ばたいていけるか期待されている。具体的には、ポン・ジュノ監督は『雪国列車(原題)』というグローバルプロジェクト大作を、パク・チャヌク監督とキム・ジウン監督はそれぞれ『Stoker(ストーカー)(原題)』と『The Last Stand(ラストスタンド)(原題)』というハリウッド映画を公開する。第2のルネサンス期を迎えた韓国映画の自信だ。

上記の監督だけではなく、映画『カンナさん大成功です!』『国家代表』のキム・ヨンファ監督(42)は『MR.GO(原題)』という3D映画で急成長する中国市場を狙う。また米国のメジャー映画会社の20世紀フォックスは、100%投資第1弾韓国映画『ランニングマン(原題)』を韓国の観客にお披露目する。新年の忠武路のキーワードは「グローバル」の一言に尽きるだろう。

◆代表監督3人衆の同伴出撃=『雪国列車』は新しい氷河期を迎えた2031年を背景にしたSF映画だ。生存者が乗りこんだ1001両の雪国列車は、誰も住むことができない地球の上をノアの箱舟のように果てしなく走る。

この映画は韓国主導で米国・日本・フランスなどが参加する4,000万ドル規模の多国籍プロジェクトだ。クリス・エヴァンス、エド・ハリス、ジョン・ハート、ティルダ・スウィントンにソン・ガンホやコ・アソンに至るまで、出演陣も多国籍にわたる。同名の仏漫画をポン監督が1年間かけて練り直しシナリオとして脚色した。金持ちと貧乏人に分けられた汽車の内部、列車の最前車両にあるミステリアスなエンジンなどの骨格は残しながら、事件やストーリーはそっくり変えた。

ポン監督は「今の世の中の縮小版ともいえる雪国列車の中で繰り広げられる葛藤や愛、協力を通じて、人間の本質を探求したかった」と明らかにした。昨年チェコで撮影した映画は、今年の夏に韓国・米国・欧州で同時公開される。

今月末に公開されるキム・ジウン監督の『The Last Stand』は、前作『グッド・バッド・ウィアード』((2008)のように、荒涼とした原野で繰り広げられる狂乱の疾走が劇を支配する。時速450キロのスーパーカーを操り、メキシコ国境に向けて脱走する麻薬王を、静かな村ののらりくらりした保安官が阻むというあらすじだ。

キム監督はハイテク悪党とローテク保安官の対決、スピード感のくっきりした対比が映画の核心」と語った。老保安官役には、ハリウッドにカムバックした俳優のアーノルド・シュワルツネッガーがキャスティングされた。

2月末に公開予定のパク・チャヌク監督の『Stoker』は、俳優のウェントワース・ミラーが脚本を書いたスリラームービーだ。父親の葬儀を終えた思春期の少女(ミア・ワシコウスカ)の前に叔父(マシュー・グッド)が現われてからというもの、母親(ニコール・キッドマン)と一緒に暮らしている家に不可解な出来事が起こるという内容だ。

パク監督は「不仲の母娘の間に割りこんだ怪しげな叔父、彼らの三角関係が陰うつな緊張感をもたらす」と紹介した。

Copyright 中央日報 /中央日報日本語版 2013年 01月 15日 17:50