[K-POP] Phantom「儲からない音楽、なぜするのかと尋ねたら...」[インタビュー]

どうして歌手になったのかと尋ねたら、現職歌手たちは何と答えるだろうか? 2ndミニアルバム『Phantom Theory』で帰って来た男性グループPhantom(ファントム)の3人の男Sanchez(サンチェス・本名シン・ジェミン)、Kiggen(キッケン・本名イ・ギウォン)、Hanhae(ハンヘ・本名チョン・ハンヘ)に荒唐無稽なこの質問を投げかけてみた。

Phantomという名前の元に集まった3人は一体何のために音楽をするのだろうか。事実以前ならステージの上の華麗な姿にあこがれて歌手を夢見ただろうが、アイドルでないならこういう願いは少し見当違いな話しかもしれない。にもかかわらずKiggenは黙々と音楽への道を歩み、国内エレクトロニック一世代グループHybRefineを経て、Phantomという名でいつしか2ndミニアルバムまで世の中に出すことになった。

「決してお金の為にするんじゃない。お金は他の事でいくらだって稼げる。勉強もして、金も稼いだが満たされない何かがあったようで人生が面白くなかった。音楽をやってステージに立つとその空虚感が満たされていったんです。他の事を選んだら経済状況はもっと良くなるだろうが、だけど音楽が私を満足な人間にしてくれた」(Kiggen)

2%不足した『私』を100%満たしてくれるもの、Phantomが音楽をやる理由だ。Sanchezは英語教師をしていたらもっと稼げるし、Hanhaeは「お兄さんたちよりはまだ経歴が浅い」「若い時の苦労は買ってでもしろと言うじゃないですか」と問い返した。

事実好きな音楽をしているからこれは苦労ではない。お金の為にやりたくない仕事を無理やりするのは本当に辛いことだ。こうやって欲を捨てたおかげなのか、Phantomの音楽は一層ソフトだ。世の中であちらで轢かれこちらに轢かれする私たちの心をそっと撫でてくれるのに十分だ。一例としてタイトル曲『チョ・ヨンピルのように』は誰もが心の奥深くに大切にしまっている夢と希望へのメッセージが込められている。Phantomだけが駆使出来る飾り気のないハーモニーと快適なメロディーが歌の魅力を倍増させる。

「人々にどんな評価を受けるか分からないが、歌詞のひとつひとつに僕たちが話したい話が正直に溶け込んでいる。だからもっと自生力があるんじゃないかと思う。敢えて他のグループと差別化しようと努力しなくても(笑)(Kiggen)

「やはり重要なのはトレンドではない。トレンドを全く無視することはできないが遠くをみて、いい音楽をたゆまず出すのなら人々が少しずつ僕らを知ってくださるんじゃないかと思う」(Sanchez)

末っ子Hanhaeもやはり、先輩たちの話しに深く共感した。「僕たちの真心を込めた」というHanhaeの短い一言で『チョ・ヨンピルのように』と2ndミニアルバムがこれらが持つ重みを再度感じさせた。

特にPhantomはこういった真心をもっとよく伝えるために『チョ・ヨンピルのように』のミュージックビデオを少し特別な方式で撮影した。『人生劇場』というコンサートで3人の男のデビュー前のストーリーを少しのフィクションと共に率直に描いた。

好きな音楽をするのに理由は必要ない。何か満たされない空腹に空虚感を抱いて生きてきたKiggen、Sanchez、Hanhaeの人生をまともにしてくれたから。だからPhantomは今日も嬉しい気持ちで歌を歌う。

写真提供=WAエンターテインメント

Copyright CJ E&M Entertainment Portal enewsWorld, All Rights Reserved. 2013年 01月 15日 16:21