[映画] 欲望のバトルタワーその中での徹底した奮闘『タワー』[プレビュー]

ソウル汝矣島に(ヨイド)そびえ立つ超高層住商複合ビルディング、タワースカイ。バベルの塔を積み重ねたように空高く積み上げた108階建のビルディングには多くの人たちが生活をしている。セレブもいて、宝くじに当たって入居した成金者もいる。また施設管理チーム長、フードマネージャー、料理人、美容院、レセプション職員など多くの職業の人々がここを職場としていた。

そびえ立つタワーの中でクリスマスパーティーが開かれる。職員たちはパーティーの準備に奔走し、入居者たちは最高のパーティーを楽しむ。華麗に繰り広げられるディナーパーティーはヘリコプター追突事故で修羅場と化す。追突と共に建物に火災が発生し、最高のパーティーは最悪の災難現場になる。

上にも、下にも動けない絶対絶命の危機、ここには生存を渇望する人々がいる。シングルパパの施設管理チーム長デホ(キム・サンギョン)は娘ハナ(チョ・ミナ)を助けるために孤軍奮闘する。デホが片想いしているフードモールマネージャー、ユニ(ソン・イェジン)は忙しいデホの代わりにハナと一緒に過ごしていて火災に遭う。

悪魔の炎が迫ってくる直前、料理人インゴン(キム・サンオ)は恋人にプロポーズをし、ユン老人(ソン・ジェホ)は雰囲気の良い高層レストランで心に抱いていた情熱を見せた。宝くじが当たって引っ越してきたキム・ジャンロ(イ・ハンウィ)は友人に家を自慢する。その全ての日常の断片を火災が全てを台無しにした。

その阿鼻叫喚の現場には消防隊隊長ヨンギ(ソル・ギョング)がいる。またヨンギを助けるビョンマン(キム・イングォン)、ソンウ(ト・ジハン)もいた。

しっかりとしたストーリーの中には派手なCGがある。CG技術については再論の余地がない。とても素晴らしい。お粗末な部分は何一つない。108階タワースカイは誰が見ても実際の建物だ。外壁に反射する陽の光まで映画は詳細に表現した。汝矣島(ヨイド)に行くと本当にタワースカイがあるような錯覚さえ呼び起こす。リアルな火災シーン、降りそそぐ水のシーン、全てCGで作られたが全くそのように見えない。今年初旬に撮影を終えた後、11ヶ月もの後半作業を行った理由が分かるようだ。

ソル・ギョング演技力はいうことがない。ソル・ギョングではない。炎と死闘を繰り広げる消防隊長の演技を素晴らしく演じ切った。キム・ソンギョンの演技は礼儀正しさが滲み出た。オーバー過ぎず足りなくもない姿だ。ロマンティックコメディー、メロなどのジャンルで深い感情演技を見せてきたソン・イェジンが初めてマルチキャスト映画に出演し、多くの俳優たちと息を合わせた。1人でも光輝くが多くの人々の中でも輝くソン・イェジンだ。

超豪華主演人の公演は映画の更なる面白さだ。重厚感のある俳優アン・ソンギが友情出演し、キム・ソンオ、キム・イングォン、パク・チョルミン、イ・ハンウィ、ト・ジハンら個性派軍団が総出動した。

映画のメガホンは『木浦は港だ(原題)』『7管区(原題)』などを演出したキム・ジフン監督が取った。線の太い作品を演出した演出家だけに『タワー』もやはり重厚感がある。笑いと感動、華麗なビジュアルが共にある映画だ。クリスマス25日封切だ。

写真=『タワー』スチールカット

Copyright CJ E&M Entertainment Portal enewsWorld, All Rights Reserved. 2012年 12月 25日 13:38