[映画] ソン・イェジン「初恋のアイコン? 30代の今がもっといい」[インタビュー]

「私の演技力ですか?さあどうでしょう・・・」
ソン・イェジン(31)名前3文字だけで多くの男性ファンたちの心をときめかせる女優。いつも初々しいかった彼女がすでに14年目の俳優になったそうだ。

歳月は本当にあっという間だ。初恋の彼女というタイトルもいつの間にかスジという俳優に入れ替わった。しかし『女優』ソン・イェジンは流れた年月と同じくらい早く、そしてもっと賢く成長した。

初々しい初恋から時間が限られた人生、心の傷を持ったバツイチの女性、いちいち上げられない位様々な配役を通じて自らを絶えず変化させてきた。

そんな彼女が今回はブロックバスターに挑戦状を叩きつけた。映画『タワー(原題)』を通じてだ。14年目のベテラン女優の演技変身が気になった。そして女性ソン・イェジンの人生にも好奇心が湧いた。eNEWSが直接彼女に会い、それに対する答えを得た。

▶ 実際に会ったソン・イェジンは・・・
ふっと上がる口元。愛嬌が溢れる微笑み。ソン・イェジンを目の前にしても楽しくない男がいるだろうか

何よりも余裕が溢れていた。血も涙もないこの業界で高校を卒業したばかりの女子学生が一人ぼっちで耐えてみせると歳月は人生の余裕と老練さを骨の髄まで染み込ませたようだ。

彼女は自ら「20代はとても大変に生きてきたようだ。今になってこそ人生の余裕を探し当てた。今の人生に満足だ」と笑った。話も上手で演技に対する確実な主観もあった。ソン・イェジンはやはりソン・イェジンだった。

▶ 以下一問一答

-最近ちょうど忙しくなり始める時期だ。どうやって過ごした?

「映画『共犯(原題)』撮影後1、2ヵ月しっかり休みました(笑)旅行にもちょっと出かけたし、家で心おきなく食べて寝て、そういうことが私にとっての休息のようです」

-『タワー』は100億ウォン台の大作映画だ。主演俳優として負担はないか?

「これまでの映画では責任にとても負担を感じた。新人監督とも撮影した時も、後輩たちと撮影した時も私1人で背負わなければならないものに圧迫感が多かった。だけど今回は違っていた。ソル・ギョング先輩もいたし、キム・ソンギョン先輩もいたじゃないですか。撮影する時、冗談半分本気半分で駄目なら「監督とギョング先輩のせいだ」と冗談をいうほどだった。それほど気楽で、何よりも楽しかったです」

-初のブロックバスター挑戦だが、前作たちとはどう違ったか?

「まずスケールが本当に大きかった。観客たちが見ればCGだと思うようなシーンも実写撮影でなされた場合が多かった。だけどCG撮影シーンでは俳優として歯がゆくもあった。タワーの中で起こる事だけど私たちはタワーを一度も見たことがないんだから(笑)巨大な山で蟻みたいな存在になったとでもいうか・・・」

-撮影が大変だったと聞いている

「9~10月、一層寒くなり始める頃明け方まで冷たい水に入らなければならなかった。水中爆破シーンを撮る時は鉛の塊を持っていて爆破タイミングに合わせてみんな一緒に飛びあがらなければならなかった。水爆弾シーンを撮る時は水に流され一瞬気を失ったこともある。本当に大変だった。だけど撮り終わってみると大変だっとことより、1つのエピソードとして楽しかった記憶として残っているのを思うと意味が格別だったようだ」

-現場の雰囲気がとても良かったようだ。

「とても幸せだった。映画を撮りながらこんなにも幸せだった記憶はないくらい。まるで気の合う友人だけで卒業作品を撮る気分だった。これまでの映画では感情線が重要な作品が多く、最後まで気が抜けない緊張感があった。だけど今回の映画はブロックバスターであるからどうしても感情線があってこそ楽にやれたようだ」

-ソル・ギョング、キム・サンギョンはソン・イェジンについて「弟のようだ」と話したらしいが。実に意外だ。

「私たちがお互いきれいに出てきたシーンがないから。お互いにときめく暇がなかった(笑)撮影する時は泥だらけで顔にも泥を塗った状態で撮影し、終わるとすぐにビールを一杯やりに行ったから。本当に私も知らないうちに仲のいい兄貴たちのような気がしました。だけど私が弟みたいだという言葉を聞くなんて・・本当に・・歳月は大きく変わったようです(笑)」

-ソン・イェジンはイメージを壊す演技も恐れない俳優のようだ。今回の映画でもそうだったが・・・

「事実、イメージを壊すとかそういうことを気にしない方です。ただ水中から水面に上がってこなければならないシーンでは髪がいつも変になって気を使ったりもした。むしろリアルにやるのが自然で可愛く見えるんじゃないかと思う。どうしようもない時は埃の山をかぶっても魅力的に見える時があるらしいです(笑)」

-もうデビュー14年目になった。過去のソン・イェジンと今はどう違うのか?

「すごく変わった。またその時に戻れと言われたら行かないです。その時の私は本当に演技が下手だというのもわからなかった。どうしても俳優として社会に初めて接してみるとたくさん誤解もされた。個人的にも仕事に対する欲も多かったし。その時は私が何のために走っているのか分からなかった。楽しめなかったというのが何よりも辛かった。だけどその時の苦痛があるから今の私が居るんです。なんであれ、ただで得られることはないから。30歳を過ぎて心に余裕が出来たようです(笑)」

-20代の時は初恋のアイコンだった。最近はその座に上がってくる俳優たちも多いが

「『建築学概論』のスジさんがそういう初々しい感じがあってとても良かったです。ただ私たちの初恋の感じがクラシカルな感じがするとしたら最近はちょっと変わったようです。私は1997世代だから・・・最近はよくわからないです(笑)だけどアナログ的な感性とデジタルがミックスされた私たちの世代がとてもいい」

-ルックスと演技力を同時に備えたとの評価が多い。自分が思う演技力はどうなのか?

「いつでも私自身の演技力に厳格な定義を持っている方です。「私は演技が上手い」という考えはとても危険だと思います。もちろん私の演技にプライドは持っています。だけどいつも「至らない」と自らを戒めています。多分これらがいつも成長する原動力になっているようです」

-これからの方向性は?また違う演技への変身を期待していいのか

「今はどんなことをしなければならないか特別な考えはないです。私は20代を作品だけやって過ごしてきました。その時は大変だったけれど、今振り返ってみると全て私の大事な作品であり、胸が一杯になる。ただ私が以前やった作品よりはもっといい作品をやらなければという考えのためにすぐに出ていけないのはある。ラブストーリーをしてみたんだけど、いい作品をたくさん撮ったのでそれなりのメロはできないのがちょっと寂しいです(笑)」

写真=キム・ビョングァン記者






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