[ドラマ] シン・ヒョンジュン使用説明書『魂が入れ替わる時に備えよ』[インタビュー]

俳優シン・ヒョンジュンが居なかったら可能だったろうか。KBSドラマ『ウララ夫婦(原題)』が先月27日、ハッピーエンドでピリオドを打った。魂が入れ替わるハプニングを経験するコ・スナム(シン・ヒョンジュン)とナ・ヨオク(キム・ジョンウン)がお互いの大切さに気付きまた結びつく結末だった。

それでも光輝いたのは俳優たちの好演だった。そしてその中心にはシン・ヒョンジュンがいた。特に魂が入れ替わった後、繰り広げられたシン・ヒョンジュンの様々な熱演はドラマの外せないハイライトだった。俳優シン・ヒョンジュンの真価がそのまま光輝いたともいえる。

シン・ヒョンジュンは役柄の分析に分析を重ねる努力型俳優だ。今年でデビュー22年目だ。後悔しないために全てのエナジーを注いだが物足りなさが残るのはどうしようもない。

これでまたひとつ峠を越えた。作品が終わりやっと余裕が出来た俳優シン・ヒョンジュンに3日ソウル新沙洞(シンサドン)のあるレストランで会った。

▶ シン・ヒョンジュンにとって『コメディ演技』とは…
『粋』を捨てて『味』を知った。シン・ヒョンジュンにとって演技とはそういうものだった。
事実イメージで暮らす俳優にとって粋は存在感それ自体を意味することでもある。それでもシン・ヒョンジュンは果敢に粋を捨てた。代わりに演技の醍醐味を得た。

シン・ヒョンジュンにとってコメディー演技とは喜びに似た作業だった。ある人はコメディー演技について色眼鏡で見ることもあるが、コメディーに真剣さが欠けているという考えは大きな誤算だ。事実コメディー程アドリブのひとつまで計算され、没頭する演技もないというのが彼の考えだ。



「コメディー演技は本当に魅力がある。時々コメディー演技だけやりたいと思う時があるほどだ。事実こういう壊れる面白さも私の年齢くらいになって感じられるもののようだ。若い年齢でとにかく笑わそうと挑んだら本当におかしく見える事ですよ。私の年齢だから気楽に見える部分のように思う」

自分が本当に『上手な』分野を悟るのも簡単な事ではない。俳優人生22年を歩んできて、シン・ヒョンジュンが自分に合っていると感じる分野がまさにコメディージャンルだった。。だからそのまま壊れてみたかったし、それほど壊れきれなかったという物足りなさも大きい。しかしこれからも機会があればコメディーに挑戦したいというのが彼の他ならぬ抱負だ。

▶ シン・ヒョンジュンにとって『レッドカーペット』とは…

KBS2『芸能街中継』MCをしながら『レッドカーペット』スターたちを数多く見守って来た。そして多くのことを感じた。2年間芸能番組のMCを務めてみると、いつの間にかリポーターの側になっていたという。

「レッドカーペットに出て行くとキム・センミンさんが苦労しているのが見えるじゃないですか。カメラをちょっと見てくださいと言うのに見てくれないスターたち、ちょっと憎たらしいって。だが自分も以前は格好つけようとそうだったんですよ。実際そういうのはちっとも格好良くないのに」

シン・ヒョンジュンにとってレッドカーペットとは祝典の象徴だ。レッドカーペットであらゆる『格』を重んじる多くの国内俳優と違い、ファンたちに直接近づいて、直接写真撮影までするハリウッドのスターたちの姿を見て学ぶ時もある。

「トム・クルーズのようなスターもファンたちと写真撮影をするのに出来ない事があるのかってことでしょう。これは不思議な事に『芸能街中継』をしてみて自然に見えた事なんです。私も今はずいぶん変わったでしょう。本当の粋がなんだか分かったんです」



▶ シン・ヒョンジュンにとって『臓器提供』とは

『このままなら後で残るものがない』

シン・ヒョンジュンが面白い話を聞かせてくれた。『ウララ夫婦』で劇中スナムがヨオクに肝臓提供ドナーになる状況の事だ。

『ウララ夫婦』が後半部に進みながらジャンル的反転があったのもまさに劇中ヨオクが突然肝臓がんを患う設定と話が合う理由からだった。この部分については俳優たちも残念に思わないでもなかった。しかし結末を自然に見せるための設定と言うことには異論はない。

面白いのはシン・ヒョンジュン、彼の異色の『臓器提供』の歴史だ。彼はドラマの中でドナーという設定ととりわけ格別な縁がある。

『天国の階段』で彼は目のがんを患っている妹ハン・ジョンソ(チェ・ジウ)のために自殺までして角膜提供をする決断をした。このような設定とシン・ヒョンジュンの熱演は当時大きな波紋を残すことになった。

それだけではなく5月に終了したSBS『パボオンマ』でも『心臓提供』がドラマの最後を飾った。『臓器提供』という設定についてはシン・ヒョンジュンも言葉がない。彼は「なんでこんなに臓器提供と縁があるのか分からない。そうやって全部上げてしまったら残るものがない」と話し、笑いを誘った。

写真=ホ・ジョンミン記者、KBS画面キャプチャー

Copyright CJ E&M Entertainment Portal enewsWorld, All Rights Reserved. 2012年 12月 04日 18:19