[ドラマ] キム・ヒソン 「俳優が作品活動せずにイメージ消費するのは嫌です」 [インタビュー]

ある者は彼女を檀君以来、最高のスター性を持った芸能人と呼んだ。比較を許さない華やかな美貌だけでなく溢れるエナジーで1990年代後半を手にした俳優キム・ヒソンだ。

華やかなスポットライトを後にして1人の男の妻であり母となったキム・ヒソンが6年ぶりにブラウン管に戻って来た。一層成熟した演技力と円熟みを加えた美しさは彼女の存在感を再度人々に認めさせた。最近終了したSBS月火ドラマ『信義(原題)』を通じて、彼女は『往年のキム・ヒソン』ではない、2012年の『俳優キム・ヒソン』になった。

「演技力が良くなったという言葉は実際寂しいです。『この世の果てまで』や『悲しき恋歌』の時も一生懸命やって、比較的いい評価を受けたんですよ。人々は覚えていたいことだけ覚えているみたいです。ずいぶん前の私は演技力がすごく足りなかったことを」

『信義』はキム・ヒソンのドラマだと言っても過言ではなかった。製作期間が3年も持ちこされたが作品が人々に出会えたのはキム・ヒソンの待つことが土台になったからだ。

「私は『余命の瞳』『砂時計』を見て育った時代です。だからキム・ジョンハク監督とソン・ジナ作家に対して幻想があったんです。彼らと仕事を出来るチャンスだけでも嬉しかった。また久しぶりに活動を始めるのに名声高いお二人が私が背負わなければならない重荷も減らして下さった」

今年35歳。『信義』は彼女が30代に選んだ最初の作品だった。劣悪なドラマ制作環境に改めて適応するのが大変だったが、彼女は撮影現場の自他ともに認めるムードメーカーだった。

「仕事をする現場は私が活発に活動していた時も今も劣悪なのは同じです。以前は現場で末っ子だったけれど『信義』を撮影してみると私が真ん中ぐらいになっていた。その位置に合った役割があるんです。実際私とミンホさんは『信義』だけ撮影すればいいんだけど、多くの助演俳優さんは他の作品と並行するじゃないですか。スケジュールのために大変なのを見ると残念だったんです。ドラマをまたやることになったら事前制作ならいいですね」



9歳年下の相手役イ・ミンホとの呼吸は放送前から話題になった。一部では年齢差が大きいことに憂慮する声もあったが、作品の中に溶け込んだ2人からは違和感がなかった。

「実際ミンホさんがキャスティングされた時もこんなに年齢差が大きいとは思わなかったんです(笑)私が子供じみてることもあり、気楽に過ごしました。実生活でその人を子供のように思ったら見る方たちもそう感じるようです。だから作品をする間には夫や子供の話をなるべくしなかったです」

キム・ヒソンは若い相手俳優のおかげで夫との関係が良くなったと記者に携帯電話の夫の写真を自慢して見せた。結婚記念日にまつわる夫の自慢話と冗談を混ぜてあれこれ話し、明るく笑う彼女は近づきがたいトップスターではない、平凡な女性の姿そのものだった。

「夫が歌手キム・ジョングクさんと一緒に運動するんです。最近はもっと一生懸命やっているんですって。イ・ミンホ、ソン・フン、イ・フィリップのような若くて素敵な俳優たちと演技をするから夫婦間にいい緊張感が生まれたんです。夫が最初は一生懸命ドラマをモニターしたんですが、キスシーンが出た次からは見なかった。後で気持ちを落ち着けてもう一度見るっていうんですよ(笑)」



『信義』で本格的な活動を始めた彼女は演技を止めたくないと話した。来年でデビュー20周年を迎えるが、6年間は演技でファンたちに会えなかったので20年と言う言葉は恐れ多いと言った。彼女に今後たくさん会えるのかと尋ねてみた。

「最近は俳優たちが演技活動以外にもイメージを基にブランドを出したり、グラビア広告作業も多くするじゃないですか。だけど俳優たちが作品活動をしないでイメージだけを活用するのはよくは見えないようです。だから早く作品に入れたら嬉しいです。だけど私とよく合う作品に出会わなければならないので時間に拘らないようにと思ってます。ちょっとしたらショッキングなものでお会いできるかも知れないです(笑)」

写真=ホ・ジョンミン記者




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