[映画] ①キム・ソンス『R2B』はドラマとビジュアルのうち、ビジュアルを選択した映画

『R2B:リターン・トゥ・ベース』の主演俳優、キム・ソンスは映画に対し「韓国映画界に絶対必要な映画」と意味づけた。『ドラマが不足している』『内容展開につながりがない』などの批判に対し、彼は直接映画に参加した俳優の視点から丁寧に説明した。
彼の話を聞くと映画がなぜこう編集されたのか、なぜこう展開されたのか理解できた。キム・ソンスの顔から簡単ではない映画を終えたという自尊心がにじみ出てきた。
キム・ソンスはこの映画で空軍パイロット、パク・テソとして登場する。情け深く、周囲の人々をよく面倒見る温かく優しい性格のパイロットだ。オ・ユジン役のイ・ハナとのラブラインもある。オ・ユジンは1人で息子を育てるパク・テソに愛を感じている。パク・テソも同じ気持ちだ。映画にはこの他にもRAIN、シン・セギョン、ユ・ジュンサン、オ・ダルスなど有名俳優たちが総出動している。
キム・スンスの愉快な映画解説が始まった。
―映画のドラマが不足しているとの評価があるが。
「『R2B:リターン・トゥ・ベース』はビジュアル映画、娯楽映画だ。ドラマの要素も強かったが全て切り取って11分だけだ。この中にラブライン対する説明もある。しかし、ドラマよりはビジュアルで勝負してみようとの決定によって、編集された。「お前が食べるのを見るだけでお腹いっぱいだ」という台詞に笑う方たちが多かったが、それがちゃんと説明されていれば、そんなに可笑しな台詞ではない。突然登場してそうだ。それにチョン・ソクウォンとイ・ジョンソクの友情キスシーンもあった。もちろん酒に酔ってするのだが、それも編集された。キム・ドンウォン監督がドラマとビジュアルの中で選択したのは理解する。少し気軽に楽しんでくださいと言いたい」
『R2B:リターン・トゥ・ベース』に対する意見は色々あるようだ。本人が思う長所はなにか。
「大きく期待せず見て下されば、とても素晴らしい作品だ。これだけの資金をつぎ込んで、このように撮れない。CGは本当にすごい。個人的にはこういう映画は、継続して作られなければならないと思う。韓国映画でこういう飛行シーンがある映画がいくつあるか? 今までは全部輸入して見たジャンルだが、もう我々も作ることとなった。同様に『泥棒たち』のように、しっかり作られた映画が1,000万観客を超えたのも嬉しい」
―映画の主だったストーリーである対北朝鮮作戦に対してもちょっと理解ができないという意見がある。
「空軍はみんな共感するという。だから空軍試写会の反応も良かった。みんな理解できる部分だからだ。一般人が理解できない部分に対しては良く分かっている。1人の兵士を救出しに行くという設定は軍隊では当然だ。映画『プライベートライアン』も同じラインだ。軍人たちはみんな、味方が自分を救出してくれると信じている。そうすれば兵士を統制できる。そうでなければすぐに敵に投降し、自軍の秘密を喋るんじゃないか? 1人を救出するため、何人も犠牲になる事もある」
―撮影当時、難しかった点は?
「撮影前、重力テストを受ける時大変だった。それを2度もやった」
―インタビュー②に続く―

写真=ホ・ジョンミン記者

©enews24 2012年 08月 21日 13:50