[K-POP] PSY 情熱で火をつけ 3万人観客がびしょ濡れに

30℃をはるかに超える蒸し暑さの中、訪れた秋の香り。紆余曲折が多かったPSY(サイ)の単独公演に力を貸そうとするように、蒸し暑さが少しの間和らいで、涼しい風が鼻先をくすぐる夜だった。
11日午後、ソウル蚕室(チャムシル)総合運動場補助競技場でPSYの単独コンサートが行われた。『GANGNAM STYLE』の大ヒットに力をもらい、昨年よりはるかに多い3万名余りの観客が、会場を訪れ熱く燃えた。
『やはりPSY』という言葉が聞かれる程、コンサートは始まりから熱く盛り上がった。すでに燃え上がる準備ができていた観客たちはCNNなど各種メディアと世界の反応を込めた『GANGNAM STYLE』に対する映像で、序盤からパンっと弾けた。
すぐにPSYは『Right Now』を始め、序盤よりヒット曲を並べ、会場を一つにした。PSYは「今年でデビュー12年目、そのうち6年間だけ民間人になって、帰って来たPSY」「昨年に続き、2回目のライブです」と口火を切った。
これに続きPSYは「今日、国内の取材陣は勿論のこと、海外の取材陣まで来てくれてると聞いた」「私はくだらなくても、観客たちは素晴らしいって所を見せてください」と客席に声をかけた。彼の願いに100%応えるように、観客たちはPSYの一言一言に熱い反応を見せ、言葉通りコンサートを楽しんだ。
この日PSYは『鳥』『芸能人』『GANGNAM STYLE』など歌い、観客たちを楽しませた。もちろん特別ゲストのノ・ホンチョルと共に「振ってください~」と叫んだ午後8時10分に火薬に火が移り、ステージ上で火災が起こり、驚くアクシデントがあったものの、PSYは落ち着いた対応でファンたちを安心させた。
PSYは「ちょっとまって、皆さん。そうです。我々がちょっと動揺して多少気まり悪い状況なんです。でもカッコいいんだけど? いや、皆さん。一体皆さんがどれだけ熱く燃えたら炎が上がるんですか?」「実は予定になかったんだけど、あれ(火災)を片付けなきゃならないから、予定になかった歌を1曲歌います」とセンスよく、危機を乗り切った。
彼は「皆さん、みんな私を見てください。私が無生物ごときに負けるわけにはいきません」「炎のように盛り上がってあんなことが起こりました」と話し、PSYが作曲し、イ・スンギが歌い空前のヒットを記録した歌『俺の女だから』をアカペラで披露した。幸いにも照明の上の布が燃えたアクシデントは10分あまりで鎮圧され、PSYはその後何事もなかったかのようにコンサートを続けた。
PSYはコンサート中、「この仕事が天職だと思って生きている。女装する時もすごくその姿が侘しい。虚妄だが私は皆さんたちが喜んでいればそれでいい」「歌手のビジュアルに拘らず、文化自体を享受してくれる、全世界で一番素晴らしい観客たちに感謝します」と挨拶した。
これ以外にもこの日のコンサートには2NE1、ノ・ホンチョル、ソン・シギョンたちの特別ゲスト、華麗な爆竹、『ずぶ濡れショー』というタイトルにふさわしく3万人の観客を濡らす水の洗礼まで、それこそ熱い音楽の祝祭だった。

写真提供=YGエンターテインメント

©enews24 2012年 08月 13日 18:31