[ドラマ] 『紳士の品格』が残した3つの事

SBS週末ドラマ『紳士の品格』が全20話を終え、幕を閉じた。
12日午後放送『紳士の品格』最終回で、19歳の息子さえいなければ完璧な男、キム・ドジン(チャン・ドンゴン)は、恋人ソ・イス(キム・ハヌル)に感動的なプロポーズで永遠の愛を約束した。チェ・ユン(キム・ミンジョン)-イム・メアリ(ユン・ジニ)カップルはテサン(キム・スロ)の許しを得て、ゴールインし、テサンもセラ(ユン・セア)との間に2世が出来、ハッピーエンディングとなった。もちろん離婚の危機に陥っていたイ・ジョンロク(イ・ジョンヒョク)-パク・ミンス(キム・ジョンナム)夫婦も和解し、ひとつになる姿を描いた。
『紳士の品格』放送前から放送開始~終了までシンドロームを引き起こし、ロマンティックドラマのセンセーションを起こした。陳腐な愛の話ではない、正直で突飛な色を出したことで、他の作品との差別化を図り、20%を超える視聴率を記録し品格のあるロマンティックドラマを誕生させた。視聴者を笑わせ、泣かせた『紳士の品格』が残した3つのポイントを探ってみた。
▶ シン・ウチョルPD-キム・ウンスク作家、幻想のコンビ
ドラマヒットメーカーはやはり違った。シン・ウチョルPDとキム・ウンスク作家は昨年波乱を起こしたドラマ、『シークレット・ガーデン』を始め、『パリの恋人』『プラハの恋人』『オンエアー』などを作り、最高のコンビネーションを誇っていた。その為に『紳士の品格』も、放送前からどんな愛の話を扱っているのか人々の関心を集めた。
今回の作品の主人公は40代だった。40代であるゆえに表現できる彼らだけの愛だったが、20、30代視聴者たちにも拒否感なく描き出した。
しかし、それで全部ではなかった。分別のない20代イム・メアリの真実の心、息子がいる男でも愛することができる倫理教師の愛も真実性を抱かせた。
シン・ウチョルPDとキム・ウンスク作家は以前から多様な愛のテイストを描き出し、これは多様な視聴者の興味をそそるのにマッチしていたとの分析だ。
▶ スターたちの再発見
トップスターたちが大挙出演した。12年ぶりにドラマ出演を決めたチャン・ドンゴンを始め、キム・ハヌルと永遠の隣のお兄さん、キム・ミンジョン、コミックのキム・スロ、悪役イ・ジョンヒョクなどの組み合わせは話題を集めた。
彼らの中でチャン・ドンゴンの再発見は、視聴者たちの好評を生んだ。善良な役柄、あしながおじさんのイメージが強かったのに、冷たい都会の男、キム・ドジン役が似合うかどうか憂慮する声があった。しかし、キム・ドジンは最初からチャン・ドンゴンのためのキャラクターだったことが明らかになった。
傲慢で冷たいが温かくコミカルな面まで様々な状況を表現した。愛を渇望する姿から愛する人を手放さなければならない切ない状況まで、多くを語らなくとも視線で、手の動きで感情を伝え、視聴者たちの目頭を赤くさせた。つまり十分そのチャン・ドンゴンという名前分はやり遂げたという分析だ。
コミカルなキャラクターやバラエティー番組での姿のために、ラブロマンスが似合わないように見えたキム・スロも、イム・テサンの役柄を黙々とやり遂げた。むしろ根気があって1人の女性のためにがむしゃらに行動するところは、本人の姿を見せているかのような印象を残したりもした。
映画『マルチュク青春通り』を始め、悪役で強烈な印象を残したイ・ジョンヒョクも、新しいキャラクターへの変身に成功した。イ・ジョンヒョクは礼儀しらずでオスの本能が先に立ち、信頼されず、若干足りないイ・ジョンロクを愛すべき人物と思えるように作り上げた。
▶ 隠れた宝石たち
チャン・ドンゴンと同じくらい話題を集めた人物がそう、イム・メアリ役のユン・ジニだった。120:1の競争率をくぐり抜け、キャスティングされたユン・ジニは、100%新人俳優だが新人とは信じられないほどの安定した演技を見せた。
爽やかで、はつらつとた20代の礼儀知らずな少女だったが、愛の前には粘り強い女性に変身した。ドラマの強弱を調節する人物として浮かび上がったし、序盤に比べどんどん比重が増していく姿も見られた。
キム・ドジンの息子、コリン役を引き受けたイ・ジョンヒョンも、視聴者たちの脳裏に自分の名前を刻んだ。バンドCNBLUEのメンバーとして芸能界にデビューし、ボーカル ジョン・ヨンファの陰に隠れてこれまで陽の目を見なかったが、今回の作品を通じて確実に存在感を知らしめた。
反抗児の目の演技が印象的だったキム・ウビンも、注目の新人として光を浴びた。ソ・イスの生徒で厄介者の不良だが先生に片想いし、ドラマ『ロマンス』の雰囲気をすこし醸しだしたキム・ウビンは、187㎝の長身を誇示し、モデルとしてだけでなく俳優としての可能性も見せた。

©enews24 2012年 08月 13日 13:59