[芸能] 【レビュー/映画】ソン・ガンホ、カン・ドンウォン主演「義兄弟」(2)





  ◇ソン・ガンホに笑い、カン・ドンウォンに泣く=知らぬ間に少しずつ、しかし日増しに深まる2人の男の友情。「血は水より濃い」(何があったときは、他人よりも血のつながった親・兄弟などのほうが頼りになるという意)という和解のメッセージも似たようなスピードと強度で伝わってくる。

  ソン・ガンホとカン・ドンウォンは両キャラクターに温かい人間味を吹き込む。ソン・ガンホが口を開けば、笑いがこぼれる。「田禹治」の余震が消えない状況で、カン・ドンウォンは優れた外見が俳優としてのキャリアを妨げないことも立証した。「義兄弟」はソン・ガンホのおかげで笑い、カン・ドンウォンのために泣く映画だ。

  「義兄弟」の演出はチャン・フン監督が務めた。08年、ソ・ジソブとカン・ジファンを起用した低予算映画「映画は映画だ」でブームを巻き起こした。同氏は、映画のスタートからハラハラさせる大規模な車両追撃のシーンで視線を圧倒する。もちろん韓国に派遣された工作員が「サイバーカフェ」で暗号を解読し、動向の報告書を電子メールで送るなど粗末なディテールもある。

  興行を踏まえたはずのファンタジー性のハッピーエンドに、とんでもないと不平を言う観客もなくはないだろう。それでも構わない。久々に会った大衆映画らしい大衆映画が与える幸福感を思う存分満喫すればいいのだ。

  
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Copyrights(C) 中央日報 Joins.com 2010年 01月 23日 02:00