Review
今年が’終末の年’?!というルーマーが出回っているが、歌までもこの’終末’をテーマにしたものが発表される。
新人歌手’zeni.kim’のデジタル・シングル・アルバム「20121221」のタイトル曲「終末を迎えたみたいに」は、伝統バラードジャンルの曲で、ポップ・スタイルの洗練されたメロディ・ラインと’zeni.kim’のグルーブなボーカルが調和を成していて、起承転結の明確な一本の悲しい映画を見ているかのような歌だ。
愛する人との別れはこの世の終わりにも増す悲しみである。
まるで終末がやってきたような緊迫した痛みの瞬間を描いた曲。